最新情報:転職活動ばかりでなく、家族への気遣いも忘れない。この人は、私の人生に伴走してくれている、と感じた。

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転職活動ばかりでなく、家族への気遣いも忘れない。この人は、私の人生に伴走してくれている、と感じた。

30歳過ぎで課長に昇進。ずっと赤字が続いていた担当部署の黒字化に成功するなど、大阪にある商社の営業として将来を嘱望されていた上田さん。父が体調を崩しがちになったこと、そして何より、我が子を授かったことをきっかけに、地元・岐阜へのUターン転職を考え始めます。

転職情報を収集するものの、活動はなかなか思い通りにいきません。「岐阜の転職に強い人材紹介会社はないか」と検索し、探しあてたのがリージョナルキャリア岐阜のサイトでした。そこで転職コンサルタントの坂(ばん)と出会い、上田さんの転職は大きく動き出しました…

<プロフィール>
上田 奨太 様(仮名)
太平洋精工(株)で、自動車部品である高電圧ヒューズの営業を担当。
1988年生まれ。
立命館大学理工学部・応用化学科を卒業。
岐阜県出身。配偶者と子どもの3人暮らし。

 

親の都合に、子どもを付き合わせたくない

樹脂・化学品・電子材料を扱う大阪の商社で、営業を担当していた上田さん。30歳過ぎで課長に昇進。3年赤字が続いていた課の黒字化、というミッションを抱え、奮闘する日々を送っていました。

「今までのやり方では先がないとわかっていたので、新たなことにチャレンジしないといけない。お客様の欲しがっている商品について情報を集め、様々なルートを使って商品を取り寄せ、既存品でなければ仕入先メーカーと協働してカスタマイズを行う、など、手を尽くして営業開拓にあたりました」 

強いプレッシャーを感じながらも、上田さんのチームは黒字化に成功。その成果を継続しようと、なお努力を重ねていました。上田さんが地元・岐阜へのUターン転職を考え始めたのは、そんな頃です。 

「家業がありましてね。父が、高齢もあって体調を崩しがちになってしまって。今すぐどうこうというわけではないけれど、いずれは岐阜に戻って継がないといけない、と考えるようになりました。もちろん、家業だけでは生活できないので、兼業という形ですが。父は“もう止めて構わない”と言うのですが、関係のある人々のことを思うと、そう簡単に止めるわけにもいきません」 

もう一つ、大きかった理由。それは、我が子を授かったことです。 

「商社の仕事はそれなりに充実していましたが、転勤の可能性が多いにありました。しかし、親の都合で何度も引っ越し…は、子育てにはあまり良くない。子どもにだって、大切なコミュニティーがあります。それがガラッと変わってしまう、そういうことが何度も重なるのは、可哀想に思いました」 

実家を継ぐため、そして子育てのため、地元の岐阜にUターン転職を考えている。そう話した時、配偶者は戸惑いの表情だった、と上田さんは言います。 

「妻は神戸出身の大阪暮らし。岐阜は彼女にとってほとんど知らない土地です。しかも、生まれたばかりの我が子を懸命に育てている最中で、気持ちにゆとりがありません。私はと言うと、隙を見せれば赤字転落しそうになる課を支えようと必死で、家庭を顧みる余裕もなかった。そんな時期にUターンと聞けば、妻が不安を感じるのは無理もないでしょう。今振り返ると、ひどいタイミングでUターン転職を言い出したものだ、と反省しきりです」

と、上田さんは申し訳なさそうに頭をかきます。

“数撃ちゃ当たる”転職活動なんて…

地元である岐阜県大垣市周辺に勤務地があること。そして転勤がないこと。この2つを必須の条件として、在職のまま岐阜の転職情報収集を開始した上田さん。すると、全国大手の複数の転職エージェントからオファーがあり、大阪で面談を受けることにしました。

「私の前に求人票の束を10社分くらい出してね。意外と大垣の転職情報はあるもんだな、と思いました」 

しかし、初めてのエージェントとの面談は、期待に応えるものではありませんでした。上田さんは志望先を絞り込むため、より詳細な情報を知りたかったのですが、エージェントは求人票以上の情報を持ち合わせていなかったのです。 

「会ったのは大手の大阪支社のエージェントで、岐阜県のことはほとんど知らないのでしょう。何を尋ねても、求人票に書いてある内容の繰り返し。これでは会う意味がありません。“取り敢えず、何社か応募してみましょう”と早急な行動を促すばかりでした」 

まるで“下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる”と言わんばかり。在職中の上田さんにとって、転職活動にあてられる時間には限りがあります。“数撃ちゃ当たる”と何度も岐阜まで出かける余裕などなく、「ここなら」と思える会社に絞り込まなければいけません。

がっかりした上田さんは、岐阜県の転職に強い人材紹介会社はないか、と再度ネットを検索。そして、アーリー・バード・エージェントの運営するリージョナルキャリア岐阜のサイトを発見しました。 

「登録すると、すぐにコンサルタントの坂さんから連絡をいただきました。大阪で会ったエージェントとはだいぶ違っていましたね。坂さんはいきなり求人票を出すのではなく、まず私の転職したい理由は何か?と尋ねたのです。私の譲れない条件は何か、どんな希望を持っているのか、本当に親身に耳を傾けてくれました。前職が忙しいので、そうそう多くの会社を訪問できないと伝えると、“上田さんに合った会社を厳選して応募しましょう” と方針を決めてくれました」

「ご家族をフォローしてあげてください」の言葉にハッとなった

程なく、坂から候補企業のリストが送られてきました。それは3~4社ずつ区分されたものでした。Aグループは、上田さんの志向に最も近いと思われる候補。Bグループは、Aよりも適合度合いは落ちるものの、検討の余地がある候補。Cグループは、視点を若干変えると可能性がありそうな候補、という具合です。

「これは分かりやすかったですね。B、Cという比較対象の可能なリストが挙がってきたおかげで、Aグループの候補と比べどこがどう違うのか、どこの会社が自分に一番合っていそうか、検討を深めることができました。最終的に選んだ会社に対し、ここがベストだな、と感じられました」 

初めての転職で、わからないことだらけだった上田さん。しかし坂からの情報提供で、少しずつ進路が見えてきました。他に、エントリーシートを添削してもらい、より自身の長所が伝わるものに仕上げるなど、坂からのアドバイスは多岐にわたりました。 

「一番ありがたかったのは、“ご家族は不安に思っておられませんか?”とか、“ご両親とはお話しされていますか?”と、面談の度に家族を気遣ってくれたことです。正直、仕事しながらの転職活動は大変で、妻や子のことを顧みない時期もあったと思います。そんな時、坂さんの“奥様も今は育児でとても大変な時期だと思うので、少しでも家族と触れ合う時間を作られてください。しっかりフォローしてあげてください。転職先企業が上田さんの要望に合っているかどうかについては、私が吟味しますので”という言葉を聞き、ハッとしました」 

自分が転職を思いついたのは、実家の父母のため、そして何より、妻とともに安心して子どもを育てるため。家族を第一に考えて始めた転職活動なのに、その家族をなおざりにしてしまっては、本末転倒だ。坂のアドバイスによって、上田さんは何を大事にしなければならないか、改めて気づくことができたのです。 

「坂さんは、私の転職活動の“伴走者”になってくれている。そう実感しました」

どんな人生を送りたいか、まで引き出してくれた

絞り込みの結果、上田さんは自動車部品メーカーの太平洋精工(株)を選択。面接、選考を経て、2023年11月、同社への転職を果たしました。

「最終的にこの会社を選んだのは、メーカー営業をやってみたかったからです。今までは商社で、ものづくりに関わることはありませんでした。しかし太平洋精工では、自分たちが作ったものを自分たちで売る、という醍醐味が味わえます」 

大垣市に本社があり、頻繁な国内転勤がないという条件に加え、業績も堅実。今までやったことのないメーカー営業を体験できる点も、上田さんの意欲をかき立てました。理系出身だから、やはりものづくりに何らかの形で携わりたかったのかもしれません。

取り扱う製品は違っても、営業としての基本は同じ。お客様の要望に耳を傾け、要望に合った提案を行い、交渉を進めることで一致点を見出す。お客様と誠実に向き合い、スピード感を持って期待に応える、というやり方が変わりません。前職で培った経験を活かしながら、新たなフィールドに挑戦できています。

生活も変わりました。 

「今は実家の近くの賃貸マンションで、親子3人、暮らしています。転職して残業もだいぶ減り、休日出勤することもなくなり、家族との時間が増えました。転職を切り出した当初、不安そうだった妻も、今は岐阜での生活にだいぶ慣れたようです。

2歳になった子どもの面倒を見るのは、なかなか大変ですね。ジッとしていなくて、あちこち走り回っては転ぶので。でも、こういう時間が持てるようになって良かったと思います。転勤を繰り返す日々だったら、見知らぬ土地で、私は仕事に忙殺され、育児は妻に任せっきり…だったかもしれません。それを考えれば、ワークライフバランスは遥かに向上しました。家業の方はまだまだ勉強中です。父は”無理するな“と言ってくれていますが、自分で決めたことなので徐々に進めていこうと思います。」 

自らの転職活動を振り返り、どんな感想を抱いているのか。そう尋ねると、上田さんはこう語りました。 

「転職にあたっては、自分が何を大事にしたいか。これに尽きます。普段はそんなことなかなか考えないので、私も最初はピンときませんでした。

しかし坂さんと出会い、なぜ転職を考えるのか、人生において何を重視するのか、という問いに回答を返すうち、私もカッコつけず、本音で自分自身と向き合えたように思います。私の場合、それが“家族”でした。Uターンし、転勤の不安が大きくない会社で落ち着いて子育てしよう、という軸が見つかった。だから、表面的な条件に惑わされず、理想とする転職先を見出せたのだと思います。

そういった軸を明確にするためにも、どの人材紹介会社にお任せするのか、誰を頼るのか、とても重要だと思います。坂さんは転職を勧めるばかりでなく、“転職ではなく、今の仕事を続ける、という選択もあります”というアドバイスまでくれました。私が転職しなければ、人材紹介会社にとっても紹介料が入らず不都合のはずです。が、そんなことは一切お構いなしに、私の人生にとって何がベストか、本気になって一緒に悩んでくれたのです

しっかりしたコンサルタントは、単に仕事を紹介するだけでなく、私がどんな人生を送りたいのか、ということにまで引き出してくれる。本当に感謝しています」

数々のアドバイスがあったおかげで、自分の人生を多面的に見つめ直すことができた。その上で決断した転職に、後悔はない、と、上田さん笑います。

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